Conohaサーバー内の引っ越し(ドメイン変更)のご依頼をいただきました!
目次
ご相談内容
以前、高速化のご依頼をいただいたお客様よりドメイン変更を含む”Conohaサーバー間の引っ越しのご依頼”をいただきました。
どのように行ったのか、作業日数・費用と合わせて詳しくご説明いたします。
ドメイン変更
「https://abcd1234.com」というサイトから「https://xxxxx1234.com」と異なるサイトへのご依頼。同じドメインを使用することなく別ドメインに変える。
リダイレクト
引っ越した後に、以前使用していたドメイン「https://abcd1234.com」にアクセスがあった場合、「https://xxxxx1234.com」に転送させる。
事前調査の内容と作業項目
移設を行う前に確認すべき点がいくつかあります。
新規ドメインの取得と設定
サイトを引っ越しする「https://xxxxx1234.com」のドメインを取得し、ネームサーバーをConohaに向けておく必要があります。
移設先サーバーの環境確認
サーバーの空き容量とMysqlの上限について確認しておく必要があります。
空き容量に関して、たまに起こることがバックアッププラグインによる影響です。プラグイン検索で”バックアップ”と検索するといくつか出てきますが、その中に自動的に行ってくれるものの中にはデータを溜め続けてしまうものがあります。
その結果、サーバー容量を圧迫しとんでもない容量を使用しているケースがあります。こういった場合は、移設が難しくなることがあります。
次に、サーバーの契約プランですが、ロリポなどお手頃なサーバーの中にはMysqlの数に上限を設けていることも珍しくありません。
移設する前に、すでに上限に達していないか確認する必要があります。
その他、注意点
引っ越し・リダイレクトを行う前に以下、3点をしっかりと確認します。そうることで、どういった点に注意すべきかが見えてきます。
※ラッコのWP代行屋さんでは、トラブルの要因となるプラグインを使用した引っ越し・移設は行っておりません。
- 1.ヒアリング
- 2.構造の確認
- 3.サーバーの確認
- 4.テーマファイル・データベース内の確認
1.ヒアリング
トラブル、誤解を避けるためにメール、お電話に関係なく事前に必ずヒアリングを行います。
具体的にどういったことを希望されているのか、現状どこに困っているのかを確認し、ラッコのWP代行屋さんで対応できるのか、また費用感のずれがないかのすり合わせすることでスムーズに作業を行うことができます。
2.構造の確認
どういったサイト構造になっているか詳しく調べる必要があります。
どこの階層、フォルダにWordPressがインストールされているのかを理解しておくことで、移動させるファイル等を知ることができます。また、間違って不用なファイルまで移設してしまうことを防ぎます。
3.サーバーの確認
サーバー会社にも”くせ”にようなものがあり、扱いが異なることがあります。
例えば、htaccessファイル。
Webサーバー設定ファイルであるhtaccessファイルは、同じ動作を行う場合であってもサーバー会社によって記述方法が異なることがあります。また、サーバー会社、プランによっては自変更を加えることができないこともあります。
※今回のご依頼のように同じサーバー間であればこういった心配はありません。
作業の流れ
- 1.バックアップ
- 2.ファイル、データ移設
- 3.URLの変更
- 4.リダイレクト
- 5.最終チェック
1.バックアップ
プラグインを使用せずにバックアップの取得を手動で行います。
テーマ、画像、プラグインとサイトに関係するファイルの全てを取得し、万が一に備え一定期間保存します。プラグインを利用した引っ越しのほうが工数自体も少なく簡単ではありますが、完璧ではないケースも多いです。
そのため、ラッコのWP代行屋さんでは一つひとつ手作業で行い、バックアップデータとサーバー内データの量を見比べ細かくチェックしています。
2.ファイル、データ移設
新しいURLに、1で取得したバックアップデータを移設します。
完全に移設できていない場合、移設後にページが表示されない等の問題が生じます。ファイル、データは確実に移設必要があります。
3.URLの変更
移設後にファイル・データベース内のURLを新しいものに変更します。
上記でも説明したように、確実に変更を行えていないと画像が表示されなくなる等の問題が生じます。また、本来必要のないリダイレクトが行われないよう全ての変更箇所はくまなく調べ修正します。
4.リダイレクト
ファイル、データの移設が完了したら、リダイレクトをかける処理を行います。htaccessファイルは、サイトにとって非常に重要なファイルであるため慎重に行います。
5.最終チェック
1~4、すべての工程が完了したら最終確認です。
移設漏れ、修正漏れがないか細かくチェックし依頼主様にも確認をしていただきます。
引っ越し・移設の完了
以上の工程がすべて完了したら、もう一度最終確認を行った後、納品となります。
どういった作業を行い、今後の運用で何を注意したほうが良いのか詳細に書いた作業レポートを確認いただき、質問等があればお答えします。
問題なければ作業完了です。
作業日数・費用に関して
今回の作業日数は1日でした。ご依頼主様とのやり取り、お支払い手続きまでの流れがスムーズに進んだことで最短での納品となりました。
費用は、通常の引っ越し料金25,000円とデータベース・テーマファイル内のURL変更+リダイレクト費用の3,000円。そして今回2回目のご依頼ということでリピート割を適応させていただきまして、合計28,000円でご契約させていただきました。
価格表
- 引っ越し・移設:25,000円
- サーバー・テーマ内URL変更:3,000円
- リダイレクト設定:2,000円
- リピート割:2,000円
- 合計:28,000円
喜びの声
- ご依頼主O様より喜びの声
- 作業レポート、確認いたしました。
ご無理申し上げましたが迅速に作業いただきありがとうございます。また、何かございましたら相談、依頼させてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、スペックの高さでも定評のあるConohaサーバー内での引っ越しに関するご説明をさせていただきました。
当サービスでの価格間から作業内容についてお分かりいただけたかと思います。近年、便利なプラグインもたくさん開発されており、引っ越しは簡単なイメージを持たれてはいますが、内容と状況次第ではプラグインでは解決できないこともあります。
引っ越し・移設でお悩みの方、ご自身で行うのが心配という方は是非ラッコのWP代行屋さんにお任せください!365日年中無休にてご対応させていただきます。